お地蔵さんレポート   ★2006.11月度★

野反湖(群馬)11/26(日曜日)

 今シーズン最後の丸沼へ釣行した。

 朝の気温は氷点下6.5度。とても寒い朝だった。 毎年最終の丸沼では苦戦を強いられる事が多いのだが、今回も・・・と言った感じだった。

 出船はAM7:00頃。水温は9度でライズは時折ある程度だった。 先ずボート乗り場と立ち木の森との中間、水深3mにアンカーを下ろす。とりあえず湖底にあるチャネルを狙う事にした。システムはBSタイプ4、ティペット1.8m。 開始から約30分、何の反応も無い。BSの場合、マスが居れば必ず何がしかの反応があるはずである。従ってこの時間、このポイントにマスの回遊が無いと判断し、ホテル前のインレット沖、水深5mに移動した。ここの湖底にもチャネルがある。そのポイントを探っていると、「コツン」とアタリがあった。しかし、引き込みまでには至らず、その後もそんな状態が続いた。 面白いもので、季節や湖の違いによってマスの反応も随分と違いがある。大尻沼や菅沼は隔年での解禁となるためか、マスは素直にフライを咥える。だが、丸沼は毎年解禁から禁漁まで釣り人が訪れるため、マスは非常にセレクティブの様である。やはりBSと言えどもきっちりと棚を合わせないと、マスはフライを咥えてはくれないのである。

 水深5mでティペットは1.8m。仮にマスの泳層が湖底から2.5m以上なら殆どアタリは出ない。しかし、マスの泳層がボトム付近なら釣る事は充分に可能となるが、アタリがあっても喰い込まない場合は、フライの棚が上過ぎる可能性が考えられるのである。通常この場合はティペットを詰める。だが、私はあえて移動する事にした。

 次に向かったのは牛舎跡と呼ばれるポイントである。ここの湖底には藻場がある。その周りにワカサギや小魚が着いていればマスも寄って来るはずであった。 沖目から岸に向かってキャストする。キャストポイントのカケアガリは急傾斜であるため、いつもより多くランニングラインを出してヘッドをカケアガリに馴染ませる。そしてゆっくりとリトリーブを開始した時、「コツン」とアタリが来た。そのままリトリーブを続けると更に「ココン」とアタリが来た。明らかにマスがフライを追っている。後は喰い込みアタリを待つのみだった。 フライはカケアガリの傾斜を上から下に進んでいる。だが、マスもしっかりとそのフライを追っているのである。リトリーブする指に全神経が集中していた。

 やがて「コココッ」とラインを引き込むアタリが来た。本日の1本目は放流間もないレインボーだった。最初の1本に随分と時間を掛けてしまったが、オデコを回避出来た事に、内心「ホッ」としていた。

 昼食を済ませ、午後は立ち木の森に賭ける事にした。 数年前、朝から1本も釣れなかった事があった。夕暮れになり「もうダメか・・・」と思っていた時 この立ち木の森で3本連続して釣り、オデコを回避出来た思い出がある。

 その為か「必ずマスが回遊して来る」と考えていた。 水深6mにアンカーを下ろす。ティペットは1mに詰め、扇状にキャストして探っていると、前アタリから心地良い引き込みで35cm程の綺麗なレインボーが掛かる。その後も同じ湖底のチャネル付近で更に2本を追加した。何れもヒレの綺麗な魚体だった。 久々の釣行で4本だったが、私には充分満足の出来る釣果だった。

 来シーズンの解禁が待ち遠しい。きっとまた綺麗なマス達が迎えてくれるに違いない。

        

▲牛舎跡でのレインボー30cm。駆け引きを楽しんだ1本   ▲ 夕暮れの立ち木の森で釣れたヒレピンレインボー。

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2006.12.4