高坊さんレポート   ★2002.6月度★

本栖湖(山梨)6/20(木曜日

 日は久々に本栖湖です。 5時には湖畔に立ちたかったので、2時に目覚ましを掛けたのですが、 起きたら6時でした。最悪です。

 速攻で車を出しましたが、渋滞にはまり、本栖湖のスポーツセンター前に着いたのは10時でした。 しかも雨が今にも降りだしそうです。予報では夕方になるにつれ豪雨です。 朝が唯一のチャンスだったのに寝坊するとは不覚!

 センター前のワンドにはフライマンが三人いるだけです。 14フィート#9ロッドに、フライはブラックシケーダラバーレッグ付をセットし、山側から釣り始めます。湖面にセミは落ちてませんが、黒い細長い甲虫?が落下 し、ジタバタして、食われています。また、ボイルも岸際で起きており、バスかマスか分かりませんが、盛んにワカサギを追っています。

 得意のスペイキャストはいきなり失敗です。(得意じゃないじゃん) とりあえず岸と並行にオーバーヘッドキャスト。 数投すると、早速セミフライに反応が出ました。 どうもサイズが小さいようで、いい音させてフライを水中へ引き込むのですが乗りません。

 何度と無くあたりはあるのですが、岸際ではちびっ子サイズの反応しかないので、沖にキャスト。 30センチ位と思われるライズは沖合い15mくらいでポツポツあります。 しばらくするとガボっとフライに出ました。ヒット! なかなか元気なマスです。9番ロッドをそこそこ曲げてくれます。 35センチくらいかな〜と思って寄せてみたら、ありゃま、スレでした。 引くわけですね。 サイズは25センチくらいのかわいい虹鱒ちゃんでした。

 その後もチビサイズのアタックは延々と続きます。 黒のカディス#12でもあったら入れ食いだったのでしょうが、あいにく今日は 大き目のシケーダしか持ってきていませんでした。 昼を過ぎると雨が激しく降ってきました。 自慢のゴアテックスカッパも5年も使っていると雨漏りがひどく、 内部にジワっと浸水して気持ち悪いので、たまらず納竿しました。

  たった二時間の釣行でしたけど、平日の雨模様だったので水上バイクも皆無で、 静かに良い感じで釣りが出来ました。 たぶん鯉だと思いますが、80センチくらいの巨大ライズが二発ありましたよ。

 来月は渓流にいこうかな。

支笏湖 (北海道)6/8-9(土・日曜日

 GWに引き続き、今回も苫小牧在住M氏と支笏湖攻めで す。 今回の目的はセミ食い鱒をシケーダでキャッチすること であり、 状況は良好で、既にハルゼミは元気にミンミンと鳴いており、前日にはM氏がブラウンをシケーダでキャッチしたとの事。

 土曜日、朝5時前に自宅を出発、羽田から始発の飛行機で千歳空港に8時到着。 9時には支笏湖モーラップキャンプ場に車を止め、多くの キャンパーがテントを張って楽しんでいる横を抜け、ニナルインレッ トへ向かいます。 初日は#9ダブハンと#6バンブーの二本立て。シケーダがメインですが、 アメマスも場合によっては狙います。

  水が少ない為、湖岸をてくてくと歩き、30分後ニナルのインレットに到着。 まずはシケーダを沖に向かって遠投。後はひたすらほっておきます。 15分くらいは何もしないのが秘訣だそうです。(これが 一番ムツカシイ) 短気な私は5分くらいで打ち返してしまいます。これでは イカンのだそうです。

 アメマスのライズはそこかしこでありますが、肝心のセミ食い鱒ライズは全くなし。しかしM氏のフライにはアタックがあるようです。 スペイの練習もかねて、打ちながら移動しますが、くるのはアメマスばかり。

 ならばと、ロッドをバンブーに替え、グリフィスナット 12番をつけキャストすると、 第一投目からヒット!25センチほどの、まるまる太った アメマス君です。 というより、私にとっては岩魚ですね。 岩魚がこんなに簡単に釣れちゃっていいの?というくら い釣れます。 ひたすらアタックが続きます。ロングキャストする必要 もありません。 ほんの5mくらいで十分です。ドライでヒットヒットヒット! そのうちフライの浮力がなくなると、沈めてヒットヒットヒット! 一日まじめに粘れば三桁も可能でしょう。魚体も文句な しに綺麗ですし、 引きも強いので十分楽しめます。 マス系の魚をこんなに釣り上げたのは生まれて初めてです。 3番ロッド、持ってくればよかった。

▲M氏ブラウン

 さあ、至福のひと時を味わったところで、再びシケーダ をキャストします。 じっくりと待って見たものの、残念ながら私にはアタリ が無いまま日没にて初日終了。

 二日目はダブハン一本で大物狙い。 ポイントを変え、丸駒温泉から湖畔をひたすら歩きます。 苔むした岩がごろごろしている水辺で時にはコケそうに なり、時には石壁をヘツり、 険しい道なき道を、奥へ奥へと進みます。 苦労して到着したポイントは森がすぐ湖畔まで迫ってお り、バックスペースが少なく、 スペイかロールキャストでなければ攻められません。 おかげでセミがよく落ちるらしく、水面あちこちでジタバタともがいています。 今日は釣れそう!

 ところが困りました。風が思いのほか強く、ループが流されうまくキャストが出来ません。 さらに加えて、とても寒い!6月とは思えんこの寒さ! 長袖シャツにカッパを着込んでいるにもかかわらず、う ひぃーって感じ。 薄手のフリースでも着てくればよかった。耐え切れず、 やや風裏に移動。 そこで初めて目にするいいライズが! しばし腰をすえてキャストします。そのとき遠くでM氏 がヒット! しかしすぐバラシ。M氏も悔しがっている。 なんだかんだで、サカナッ気がやっと出てきたようです。

 しばらくシケーダを15Mほど沖に浮かべていたときです。 右から左に黒い影がシケーダをくわえ込んで行きまし た! あれ!今のはもしかして出た??直後、あわてて、しか し冷静に、 M氏に教えられたことを実行している自分がいました。

  アタリがあった後の心得その1、水面をチェックしフライの有無を確認! フライ無し!

 心得その2、ラインが引かれるまで待つ。 引かれてる! ここで初めてアワセます。グググッと重さがラインをと おして伝わります。 ヒット〜!やりました〜、初めてのセミ食い鱒ヒットです!

 わざわざ東京からはるばるきた甲斐がありました! その重さからして、なかなかに良いサイズのようです。 などど感激にひたっていると、そのセミ食い鱒はことも あろうに、 こちらに向かってくるではないですか。 超特急でラインをたぐるも、鱒のスピードには勝てませ ん。 ラインはテンションを失い、ばれないで〜という願いも 空しく、 フライをはずしたセミ食い鱒は湖へ帰っていきました。

 くやしぃ〜、千載一遇のチャンスだったのにぃ〜! と思うのもつかの間、またアタリが! しかし今度はあせって早くあわせすぎ、すっぽ抜けです。 心の準備が出来ていませんでした。 全然だめです。なってません。

 その後セミの泣き声も止み、雨も降ってきたので要所で打ちながら移動。 たまにアメマスがシケーダを咥えて釣れてきますが、本命は来ず。 夕方は千歳川アウトレットワンドで最後の望みを託しま すが、 強風でライズもなし。キャスティング練習をして終了と なりました。

 どこの釣りでもそうですが、魚の活性が高くないときは、 やはり少ないチャンスを確実にモノにしないと、 鱒をキャッチすることはムツカシイって事ですね。 とはいえ、M氏指導の下黙々と練習してきたスペイがつ いに、 なんとか、実釣可能なレベルに達した事が分かったこ と、 そして初めてヒットさせられたことで、ある程度の自信 がついた事が収穫でした。 相変わらず支笏湖での釣りは雰囲気最高で気持ちがよ く、アメマス君も入れ食いで楽しめました。 大物は次の機会の楽しみに取っておきます。

 札幌、苫小牧辺りに移住して、毎日会社帰りに寄った ら、楽しいだろうなぁ。

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2002.6.8〜